プレスリリース
令和 5年 3月 13日
国立研究開発法人 水産研究・教育機構
グローバル・フィッシング・ウォッチ
ウーロンゴン大学オーストラリア国立海洋資源安全保障センター
国立研究開発法人 水産研究・教育機構
グローバル・フィッシング・ウォッチ
ウーロンゴン大学オーストラリア国立海洋資源安全保障センター
あなたが食べているイカはどこから来たか?
ー管理されていない海域の可能性が最も高いとの最新研究ー
ー管理されていない海域の可能性が最も高いとの最新研究ー
太平洋、大西洋、インド洋におけるイカ釣漁業について、衛星画像やAIS(自動船舶識別装置)データを用いて3年間にわたって調査したところ、イカ釣漁業の漁獲努力量は、大幅(68%)に増加している上、大部分(86%)が管理されていない海域(公海かつ地域漁業管理機関で管理されていない海域)に集まっていることが明らかとなりました。また、イカ釣漁船は管理されている海域と管理されていない海域を移動し大量にイカを漁獲していることが明らかになりました。
イカ釣漁業の持続性や公正な資源利用に対する懸念と、公海での漁業の管理や地域漁業管理機関間での連携強化の必要性が指摘されています。
この研究は、グローバル・フィッシング・ウォッチ、ウーロンゴン大学オーストラリア国立海洋資源安全保障センターおよび水産研究・教育機構とのIUU漁業活動が資源に及ぼす影響を解明することを目的として締結した覚書に基づき実施されました。
英語版プレスリリース資料
英語版プレスリリース資料(和訳版)
本件照会先:
国立研究開発法人 水産研究・教育機構
理事長補佐役 大関 芳沖
e-mail: oozeki_yoshioki71@fra.go.jp
国立研究開発法人 水産研究・教育機構
理事長補佐役 大関 芳沖
e-mail: oozeki_yoshioki71@fra.go.jp