プレスリリース

平成21年7月1日
水  産  庁
(独)水産総合研究センター
メバチ混獲回避技術観察調査の実施について
 水産庁と(独)水産総合研究センター及びまき網漁船は協力し、平成21 年7 月2 日から熱帯太平洋西部において、メバチ混獲回避技術観察調査を実施いたします。

  1. 1.調査の目的と内容
  2.  平成20 年12 月に開催された中西部まぐろ類委員会(WCPFC)第5 回年次会合において、 平成21 年から3 年間でメバチの漁獲を30%削減するとともに、人工流木を使用し た海外まき網漁船における、メバチ幼魚の漁獲を削減させる方法を探究するための3ヶ年計画の開発と実施に取り組むことが採択されました。
     このため、照洋丸(水産庁)、日本丸((独)水産総合研究センター)、まき網漁船で協力し、目合いの大きな網(大目網)を抜ける小型魚の実態把握調査を行うとともに、強い光を用いた混獲削減手法の開発につながる知見を収集することを目的として、調査を実施します。

    1. 2.調査期間
      1.  ・平成21 年7 月2 日~ 8 月10 日 照洋丸
      2.  ・平成21 年6 月23 日~ 8 月16 日 日本丸

      1. 3.調査海域
      2.   熱帯太平洋西部
           熱帯太平洋西部(青線で囲まれた範囲)

      3. 4.調査船
        1.  ・(独)水産総合研究センター用船 日本丸(744トン)
        2.  ・水産庁漁業調査船 照洋丸(2,214トン)


      本内容は水産庁ホームページでもご覧頂けます。

      本件照会先:
      水産庁
      増殖推進部 漁場資源課 国際資源班 田原、吉原 TEL:03-6744-2380

      独立行政法人 水産総合研究センター
      経営企画部 広報室 広報企画係長 佐野 TEL:045-227-2624
      開発調査センター 伏島 TEL:045-227-2735