プレスリリース

平成21年8月17日
(独)水産総合研究センター
第5回生物ソナーシンポジウムの開催
~水産業への応用が期待されます~

 独立行政法人水産総合研究センターは同志社大学バイオナビゲーション研究センターと、イルカやコウモリが持つ音響探知能力に関する国際シンポジウムを開催します。
 音響探知能力とは、イルカやコウモリなどが持つ人間には聞こえない高い周波数の音波を送受信することにより、物体を識別することができる生物ソナー能力のことです。
 見えない対象に音をあて、そのこだまを聞いて対象を判別する生物ソナー能力は、近年いろいろな分野に応用されており、水産分野でも水産資源の魚種別計測などの技術開発に活用されています。
 本シンポジウムでは、この新しい探査方法と応用技術に関する、最新の成果や将来への展望について発表が行われます。また、当センター研究者によりイルカのソナー能力を利用した音響手法の水産分野への応用についても紹介します。


  •  1.開催日時:平成21年9月14日(月)~18日(金)

  •  2.会  場:同志社大学 「寒梅館」  〒602-8580 京都市上京区今出川通り烏丸東入

  •  3.予定参加国:米国、フランス、デンマーク、ドイツ、中国、インド他

 <参考資料>
  1.  「第5回生物ソナーシンポジウム」詳細(PDFファイル)


  2. 当シンポジウムは、下記ホームページ(英文)でも紹介しています。 プログラムも公表されています。
    [http://cse.fra.affrc.go.jp/akamatsu/AnimalSonar.html]


下のチラシもご覧下さい。
(クリックすると拡大されます)
「The 5th Animal 
sonar Symposium」チラシの画像を表示

本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
経営企画部 広報室 広報企画係長 佐野春美 TEL:045-227-2624
水産工学研究所 漁業生産・情報工学部
 水産情報工学グループ 生物音響技術研究チーム長 赤松友成 TEL:0479-44-5954