プレスリリース

平成21年10月26日
(独)水産総合研究センター
トレーサビリティシステム導入に向けた鮮魚「ごんあじ」の試験販売


 水産総合研究センターは、漁獲から販売までの履歴がわかるトレーサビリティシステムの構築の研究開発に取り組んでいます。その取り組みの一環として、(社)海洋水産システム協会が運用しているJ-Fish.netを活用し、日本で初めて、鮮魚1尾ずつを対象とする「鮮魚トレーサビリティシステム」の試験を行います。

 今回は、長崎県新三重漁業協同組合で取り扱われる、長崎県五島灘で漁獲された「ごんあじ」()を試験販売いたします。購買者はパソコンや携帯電話を使って、漁獲、加工、流通、販売までの全ての履歴を簡単に確認することができます。

 今回の試験を通じて、トレーサビリティシステムに対する消費者の関心や必要とする情報を整理するとともに、システム運用に関する加工・流通段階での課題を明らかにし、食の安全・安心に関わる同システムの構築に役立てます。


長崎県五島灘で漁獲されたマアジで、腹部が黄金色に輝いていることが名前の由来。


  •   ・試験販売日時:平成21年11月4日(水)~8日(日)10:00~20:00
  •   ・試験販売場所:中島水産株式会社(高島屋玉川店の地下1階)
                 世田谷区玉川3-17-1

下のチラシもご参照下さい。
(クリックすると拡大されます)
J-Fishチラシ画像を表示

※取材について
店頭での取材は不可。
生産者側の「長崎市新三重漁業協同組合」での取材を希望される場合は、事前に下記照会先までご連絡下さい。



本件照会先:
独立行政法人 水産総合研究センター
経営企画部 広報室 広報企画係長 佐野春美 TEL:045-227-2624
中央水産研究所 利用加工部部長 村田昌一 TEL:045-788-7662