プレスリリース
平成22年 3月23日
(独)水産総合研究センター
(独)水産総合研究センター
ウナギ産卵生態調査の成果について日本水産学会で発表
独立行政法人水産総合研究センターと水産庁は、2008年に引き続き2009年にマリアナ諸島西方の太平洋においてウナギの産卵生態調査を実施しました。その結果、世界初となった一昨年に引き続き、成熟ウナギ及び仔魚の捕獲に成功したことを平成21年6月30日にお知らせしました。その後、捕獲した標本などについて当センターはじめ関係研究機関で分析を行ってきたところです。
これら一連の調査の結果や経過報告などについては、下記のとおり他の研究機関と協力して、3月26日(金)~30日(火)に日本大学(生物資源科学部本館)で開催される平成22年度日本水産学会春季大会で発表する予定ですのでお知らせします。
- 1.2008~2009年の西マリアナ海嶺周辺におけるウナギ親魚の分布、性別、成熟状態 講演番号410
- 2.産卵場形成時期の物理環境特性 講演番号411
- 3.ウナギ親魚の形態的特長と年齢 講演番号412
- 4.オオウナギ親魚の形態的特長と年齢 講演番号413
- 5.産卵回遊に伴う脂質成分の変化 講演番号414
- 6.産卵海域で捕獲された天然親魚及び養成親魚の栄養成分の比較 講演番号415
- 7.降りウナギは産卵場まで餌を食べない 講演番号416
- 8.マリアナ海域で捕獲された天然ウナギの生殖生理学的解析 講演番号417
- 9.摂餌開始期ウナギ仔魚の形態と食性 講演番号418
- 10.アブラツノザメ卵以外のサメ卵を主体とした飼料によるウナギ初期仔魚の飼育の可能性
講演番号202(3月27日(土)10:12~ 第2会場) - 11.ほ乳類細胞を用いた組換えウナギ生殖腺刺激ホルモンの産生とその生物活性の検討
講演番号304(3月27日(土)10:36~ 第3会場) - 12.雌親魚としての雌化養成ウナギと天然雌ウナギの採卵成績の比較
講演番号558(3月29日(月)9:12~ 第5会場)
※①~⑨は、3月27日(土)、第4会場 開始時間は13:00から12分間隔
本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
経営企画部 広報室 広報企画係長 佐野春美 TEL:045-227-2624
独立行政法人水産総合研究センター
経営企画部 広報室 広報企画係長 佐野春美 TEL:045-227-2624