プレスリリース
平成23年8月25日
独立行政法人水産総合研究センター
独立行政法人水産総合研究センター
大分県臼杵地区でタチウオ曳き縄調査を開始
タチウオ曳き縄漁業は、西日本を中心に沿岸域で広く行われている漁業で、大分県臼杵地区はその代表的な地域です。しかし、資源の減少と魚価の低迷により漁業の経営状況は厳しく、地域の曳き縄漁業者は現状を打開する具体的な改善策を切望していました。
これに対応するため、水産総合研究センターと大分県は、タチウオ曳き縄漁業の一大拠点である臼杵地区をモデルケースとし、新たなビジネスモデル構築に取り組むことになりました。その一環として、当センターは平成23年9月1日より大分県臼杵市泊ヶ内漁港を拠点としたタチウオ曳き縄船2隻を用船し、操業の効率化による経費削減を目指して、豊後水道を中心とした海域にてタチウオ曳き縄調査を実施いたします。
なお、関連委託調査として、既に7月11日より、大分県がタチウオ資源調査および未利用資源・漁場開発調査を先行して実施しています。
本調査は水産総合研究センターの平成23年度海洋水産資源開発事業の一環として実施するものです。
本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
(上記大分県の実施する調査については)
独立行政法人水産総合研究センター
開発調査センター | 資源管理開発調査グループリーダー 小河道生 | TEL 045-227-2740 |
経営企画部 | 広報室広報企画係長 濱田桂一 | TEL 045-227-2622 |
大分県農林水産研究センター | 水産研究部 徳光俊二 | TEL 0972-32-2155 |