プレスリリース

平成23年11月8日
独立行政法人水産総合研究センター
国立大学法人 東京大学
東京大学と水産総合研究センターとの連携協力の推進に係る協定の締結について

 国立大学法人東京大学(総長 濱田純一)と独立行政法人水産総合研究センター(理事長 松里壽彦)は、両機関の連携協力を推進するため平成23年10月28日(金)に協定を締結しました。

 この協定は、両機関の連携協力を推進し、相互の研究開発能力及び人材を活かして総合力を発揮することにより、東京大学が実施している組織横断的な学術研究と教育の発展の他、水産及び海洋に関する科学技術の振興並びに産業界、地域社会及び国際社会の発展に資することを目的としたものです。

 水産物の安定供給の確保と水産業の健全な発展に貢献するため、基礎から応用、さらには実証まで一貫した研究開発を行っている水産総合研究センターと海洋の活用・保全に関する科学技術の向上に資するため、海洋資源の確保、環境保全等に関する教育と研究を総合的に行っている東京大学が連携して、水産・海洋分野における研究の発展と明日を担う若者の人材育成の一層の推進を目指します。

本協定では、以下の項目について連携協力を推進することとしております。

  • (1)共同研究等の研究開発協力
  • (2)人材交流
  • (3)教育・人材育成
  • (4)研究施設・設備の相互利用
  • (5)本協定の目的を達成するために大学及びセンターが必要と認める協力

 具体的な取り組みとしては、東京大学海洋アライアンスが派遣する学生のインターンシップ実習や海洋実習への協力、ウナギ産卵生態調査での連携及び協力、若手研究者の交流など、すでに実施していることを含め、両機関は連携活動を積極的に展開することにより、水産及び海洋に関する科学技術の振興並びに産業界、地域社会及び国際社会の発展に貢献していきます。今後とも関係諸機関及び関係各位の一層のご支援をお願いいたします。

本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
研究推進部 研究開発交流コーディネーター 小野郁夫 TEL 045-227-2693
国立大学法人 東京大学
海洋アライアンス 特任専門員      大澤悦子 TEL 04-7136-6037