プレスリリース

平成25年 6月25日
独立行政法人水産総合研究センター
マイワシ、マサバ太平洋系群の増加傾向続く

マイワシ、マサバ太平洋系群は、1970~1980 年代には資源量が多く、道東海域で大量に漁獲されていましたが、その後、1990~2000 年代には資源量が減少して回遊域も縮小し、漁場は常磐~三陸以南に限られていました。

水産総合研究センターは、マイワシ、マサバに関して、漁業情報等各種データに基づく資源解析と沖合域の調査船調査による資源評価調査を、毎年継続して実施しています。

これらの解析結果に基づき、マイワシ太平洋系群について、一昨年は2010 年生まれの生き残りが多く、今後の海洋環境によるが「マイワシ復活」に結びつく親魚量増加の可能性が高いこと、昨年は親魚量、加入量の増加がみられ、資源の増加傾向が継続されていることを発表しました。

また、マサバ太平洋系群も増加傾向にあり、増加に伴って回遊域が拡大し、2012 年秋にはマイワシでは18 年ぶり、マサバでは34 年ぶりにまとまった道東漁場が形成されました。

最新の調査結果においても、マイワシ、マサバ太平洋系群の増加傾向は継続していると判断されます。また、この春の調査で三陸沖合を索餌北上する魚群も確認されていることから、今秋も道東沖へ魚群が来遊し、道東沖での漁場形成が見込まれます。

今後も調査を進め、その調査結果につきましては速やかに発信してまいります。


別紙参考資料

本件照会先:
独立行政法人 水産総合研究センター
中央水産研究所資源管理研究センター 資源評価グループ長 川端 淳 TEL:045-788-7638
主任研究員 本田 聡 TEL:045-788-7633
センター長 大関 芳沖 TEL:045-788-7632
経営企画部広報室 広報企画係長 濱田 桂一 TEL:045-227-2622