水産総合研究センター

平成25年 7月18日
独立行政法人水産総合研究センター

水産総合研究センター水産育種研究戦略の策定

独立行政法人水産総合研究センター（FRA）は、水産分野における育種研究を効果的かつ効率的に推進し、養殖現場で必要とされる課題に的確に対応するため、今般「水産育種研究戦略」を策定しました。

水産総合研究センターでは、様々な機会を利用して、都道府県試験研究機関の研究者、大学等水産育種研究分野の専門家、行政担当者、一般の養殖業者の方々や関連するゲノム研究分野の学識経験者と、国内の養殖経営を改善するための新たな形質や機能を創出するための議論を行い、今回それらの検討結果を戦略として集約しました。

戦略は、(1)水産育種技術開発の現状、(2)水産育種の推進方向と推進方策、から構成されており、本戦略の積極的な活用により、水産研究機関等相互間との一層の連携を図りつつ、我が国の養殖業における生産性の維持・向上や国際競争力の強化、養殖業のみならず流通、加工など様々な関連産業の活性化に資する革新的な研究開発を推進します。

＜参考資料＞
・水産育種研究戦略本文
（http://www.fra.affrc.go.jp/publications/manuals/Strategy_of_breeding_research.pdf）