プレスリリース
平成26年9月9日
独立行政法人水産総合研究センター
独立行政法人水産総合研究センター
東日本大震災の年に東北地方で放流されたサケの回帰について
2011年3月11日の東日本大震災発生時に、東北地方の多くのさけますふ化場で仔稚魚を飼育中でしたが、地震にともなって発生した大津波によってふ化場が被災し、ふ化場に残っていた仔稚魚も放流した仔稚魚も、その多くが生残できなかったものと考えられます。そのため東日本大震災の影響を受けた2010年生まれのサケ稚魚が4歳魚となって東北地方に回帰する本年度については回帰尾数が低水準であることが懸念されます。
独立行政法人水産総合研究センターでは本年度の回帰に及ぼした東日本大震災の影響を速やかに評価するため、関係各県と連携し以下の取組を行うこととしましたのでお知らせします。
- 1) 2010年生まれ群 (東日本大震災の影響を被った群) の回帰状況の速やかな評価と、評価結果の定期的な公表
- 2) 東北地方を含めた我が国全体への回帰状況に関する情報集約 (例年通り) さけます来遊速報(平成26年度)
本件照会先:
独立行政法人水産総合研究センター
独立行政法人水産総合研究センター
東北区水産研究所 | 沿岸漁業資源研究センター長 堀井 豊充 | TEL 0193 - 63 - 8121 |
業務推進課長 山田 秀秋 | TEL 022 - 365 - 9924 | |
経営企画部 | 広報室長 杉崎 宏哉 | TEL 045 - 227 - 2621 |