我が国周辺の水産資源に関する評価会議の開催について
国立研究開発法人水産研究・教育機構は、水産庁事業「水産資源調査・評価推進委託事業」の一環として、我が国周辺水域の主要魚種の資源評価について検討する資源評価会議を、7月下旬から順次、各地で開催します。
本会議は一部を除き公開で開催し一般傍聴を受け付けております。傍聴を希望される場合は、下記の URL のサイトで詳細をご確認の上、お申込みください。なお、カメラ撮影は会議冒頭の挨拶のみ可能です。
1.概要
国立研究開発法人水産研究・教育機構を代表とする共同実施機関(※1)は、水産庁の水産資源調査・評価推進委託事業を受託し、我が国周辺水域における主要な水産資源の資源評価を実施しております。資源評価対象魚種は、漁獲可能量(TAC、Total Allowable Catch)制度の対象魚種であるマイワシ、マサバ、ゴマサバ、マアジ、スケトウダラ、スルメイカ、ズワイガニをはじめ、カタクチイワシ、トラフグ、ヒラメなどを含む主要水産資源です。
本資源評価会議では、各評価対象資源について、水産研究・教育機構から資源調査の結果、資源評価の方法、生物学的許容漁獲量(ABC、Allowable Biological Catch)、管理方策の提言等について説明し、共同実施機関、有識者等の関係者間で資源評価(案)の妥当性等について検討します。
資源評価結果は、本会議後、水産庁によるパブリックコメント(9月及び12月予定)を経て、10月及び1月末頃に公表される予定です。
※1 共同実施機関:国立研究開発法人水産研究・教育機構、都道府県水産試験研究機関、一般社団法人漁業情報サービスセンター、公益財団法人 海洋生物環境研究所
2. 各会議の開催日程、開催場所等
会議番号 | 開催日 | 会議名 | 開催地 | 詳細 | 申込み | 申込期限* | 傍聴人数 | 募集状況 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 7月30日 傍聴あり |
マイワシ・マアジ水産資源評価会議 | 横浜市 | 詳細はこちら | 7月23日(火) | 20名 | ||
B | 7月31日 傍聴あり |
中央ブロック資源評価会議 (カタクチイワシ太平洋系群、ウルメイワシ太平洋系群) |
横浜市 | 詳細はこちら | 7月24日(水) | 20名 | ||
C | 8月5,6日 傍聴あり |
西海ブロック資源評価会議 (カタクチイワシ対馬暖流系群、ウルメイワシ対馬暖流系群など) |
長崎市 | 詳細はこちら | 7月29日(月) | 30名 | ||
D | 8月20,21日 傍聴あり |
瀬戸内海ブロック資源評価会議 (カタクチイワシ瀬戸内海系群、サワラ瀬戸内海系群など) |
広島市 | 詳細はこちら | 8月13日(火) | 15名 | ||
E | 8月26,27日 傍聴あり |
東北ブロック資源評価会議 (ズワイガニ太平洋北部系群、マダラ太平洋北部系群など) |
八戸市 | 詳細はこちら | 8月19日(月) | 30名 | ||
F | 9月3,4日 傍聴あり |
日本海ブロック資源評価会議 | 新潟市 | 詳細はこちら | 8月27日(火) | 30名 | ||
G | 9月5日 傍聴なし** |
スケトウダラ・ホッケ資源評価会議 | 釧路市 | |||||
H | 9月6日 傍聴あり |
北海道ブロック資源評価会議 | 釧路市 | 詳細はこちら | 8月30日(金) | 30名 | ||
I | 11月26日 傍聴なし** |
サバ類資源評価会議 (マサバ太平洋系群、マサバ対馬暖流系群、ゴマサバ太平洋系群、ゴマサバ東シナ海系群) |
横浜市 | |||||
J | 11月28日 傍聴あり |
ブリ資源評価会議 | 横浜市 | 詳細はこちら | 11月21日(木) | 20名 | ||
K | 11月28日 傍聴あり |
スルメイカ資源評価会議 | 横浜市 | 詳細はこちら | 11月21日(木) | 20名 |
※※ 後日、議事概要、議事録を公開します。
3. 傍聴申込要領
- (1)申込方法
インターネット又はFAXにて、以下のお申込先に、傍聴を希望する会議番号および会議名を明記し、ご氏名(ふりがな)、ご連絡先(メールアドレス、電話番号、FAX番号)、勤務先・所属団体名等を明記の上、お申込みください。電話でのお申込みは御遠慮ください。
傍聴希望の方は必ず事前申込をお願いします。事前申込のない方のご来場はご遠慮願います。
〈インターネットによるお申込先〉 申込みフォーム
〈FAXによるお申込先〉
FAX送付先:水産研究・教育機構 研究推進部 資源評価会議受付 宛て
FAX番号:045-227-2704車椅子の方、盲導犬、聴導犬又は介助犬をお連れの方は、その旨をお書き添えください。
また、介助の方がいらっしゃる場合は、その方のお名前も併せてお書き添えください。
複数名お申込みの場合も、お一人ずつの記載事項をお書きください。
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(2)申込締切
原則、上表の申込期限日の17時00分です。
傍聴希望多数の場合は、途中で受付を締め切らせていただくこともあります、あらかじめ御了承願います。
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(3)傍聴する場合の留意事項
- 中央水産研究所へ来所の際は公共交通機関をご利用下さい。その他のホテル等の会場へご来場の場合も公共交通機関の利用を推奨しますが、お車をご利用される場合、駐車スペースについては各自で確保願います。
- 傍聴される方は、会場受付で身分証明書を提示いただきます。
- 傍聴にあたっては、次の留意事項を遵守してください。これらを守られない場合は、傍聴をお断りすることがあります。
- (ア)傍聴される方からの発言はご遠慮下さい。
- (イ)事務局の指定した場所以外に立ち入らないこと。
- (ウ)携帯電話等の電源は必ず切って傍聴すること。
- (エ)傍聴中は静粛を旨とし、以下の行為を慎むこと。
- ・会議中の発言に対する賛否の表明又は拍手
- ・傍聴中の入退席(ただし、やむを得ない場合を除く)
- ・新聞、雑誌その他議案に関連のない書類等の読書
- ・飲酒及び喫煙
- (オ)銃砲刀剣類その他危険なものを議場に持ち込まないこと。
- (カ)その他、事務局職員の指示に従うこと。
- 本会議は専門的かつ科学的な議論を行う場です。このため、内容を十分理解するには水産資源学の基礎知識が必要です。
- 本会議における議論の結果、当日提示した資源評価案が修正される場合があることをご承知おき下さい。
4. 報道機関の皆様へ
・報道関係者で取材を希望される方も、上記の「傍聴申込要領」に従い、取材を希望する旨を記載し、インターネット又はFAXによりお申込みください。その場合、報道関係者である旨を必ず明記してください。・当日は受付で記者証等の身分証明書を提示していただきますので、御承知願います。
・撮影は会議冒頭の挨拶のみ可能です。
・本会議における議論の結果、当日提示した資源評価案が修正される場合があることをご承知おき下さい。
5. 過去の資源評価について
これまでの資源評価結果については、以下のURLで公表しております。「わが国周辺の水産資源の現状を知るために」 http://abchan.fra.go.jp/
6. お問い合わせ先
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 研究推進部担当者:山下、森永
電話(直通):045-227-2680 FAX:045-227-2704