我が国周辺の水産資源に関する評価会議の開催について
水産研究・教育機構は、水産庁委託事業「我が国周辺水産資源調査・評価事業」の一環として、海区ごとに「ブロック資源評価会議」を7月下旬から順次、各地で開催します。
資源評価への関心が高まっていることを踏まえ、本会議を公開し一般傍聴を受け付けます。なお、撮影は会議冒頭の挨拶のみ可能です。
1.概要
水産研究・教育機構を代表とする共同実施機関(※1)は、水産庁の我が国周辺水産資源調査・評価等推進委託事業を受託し、我が国周辺水域における主要な水産資源の資源評価を実施しております。資源評価対象魚種は、漁獲可能量(TAC、Total Allowable Catch)制度の対象魚種であるマイワシ、マアジ、スケトウダラ等を含む50 魚種84 系群です。
本会議では、各ブロックでの調査対象資源について、水産研究・教育機構から資源調査の結果、資源評価の方法、生物学的許容漁獲量(ABC、Allowable Biological Catch)、管理方策の提言等について説明し、共同実施機関、有識者等の関係者間で資源評価(案)の妥当性等について検討します。
資源評価結果は、本会議後、水産庁によるパブリックコメント(9月及び12月予定)を経て、10月及び12月末頃に公表される予定です。
※1 共同実施機関:国立研究開発法人水産研究・教育機構、都道府県水産試験研究機関、大学、一般社団法人漁業情報サービスセンター
2. 各会議の開催日程、開催場所等
会議番号 | 開催日 | 会議名 | 開催地 | 詳細 | 申込み | 申込期限 | 傍聴人数 | 募集状況 |
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A | 7月26(火),27日(水) | 中央ブロック資源評価会議 (マイワシ太平洋系群、マアジ太平洋系群など) |
横浜市 | 詳細はこちら | 申込みフォーム | 7月25日(月) | 20名 | 終了 |
B | 8月2(火),3日(水) | 西海ブロック資源評価会議 (マイワシ、マアジ、マサバ対馬暖流系群など) |
長崎市 | 詳細はこちら | 7月26日(火) | 30名 | 終了 | |
C | 8月23(火),24日(水) | 瀬戸内海ブロック資源評価会議 (カタクチイワシ瀬戸内海系群、トラフグ日本海・東シナ海・瀬戸内海系群など) |
広島市 | 詳細はこちら | 8月16日(火) | 30名 | 終了 | |
D | 8月29(月),30日(火) | 東北ブロック資源評価会議 (ズワイガニ太平洋北部系群、マダラ太平洋北部系群など) |
八戸市 | 詳細はこちら | 8月26日(金) | 30名 | 終了 | |
E | 9月 1日(木), 2日(金) | 北海道ブロック資源評価会議 (スケトウダラ日本海北部系群、太平洋系群など) |
釧路市 | 詳細はこちら | 8月25日(木) | 30名 | 終了 | |
F | 9月 6(火), 7日(水) | 日本海ブロック資源評価会議 (ズワイガニ日本海系群、ベニズワイガニ日本海系群など) |
新潟市 | 詳細はこちら | 8月30日(火) | 30名 | 終了 | |
G | 12月1日(木) | スルメイカ資源評価会議 | 横浜市 | 詳細はこちら | 11月25日(金) | 30名 | ||
H | 12月2日(金) | ブリ資源評価会議 | 横浜市 | 詳細はこちら | 11月25日(金) | 30名 | ||
I | 12月2日(金) | マサバ、ゴマサバ太平洋系群資源評価会議 | 横浜市 | 詳細はこちら | 11月25日(金) | 30名 |
3. 傍聴申込要領
- (1)申込方法
インターネット又はFAXにて、以下のお申込先に、傍聴を希望する会議番号および会議名を明記し、ご氏名(ふりがな)、ご連絡先(メールアドレス、電話番号、FAX番号)、勤務先・所属団体名等を明記の上、お申込みください。電話でのお申込みは御遠慮ください。
傍聴希望の方は必ず事前申込をお願いします。事前申込のない方のご来場はご遠慮願います。
〈インターネットによるお申込先〉 申込みフォーム
〈FAXによるお申込先〉
FAX送付先:水産研究・教育機構 研究推進部 資源評価会議受付 宛て
FAX番号:045-227-2704車椅子の方、盲導犬、聴導犬又は介助犬をお連れの方は、その旨をお書き添えください。
また、介助の方がいらっしゃる場合は、その方のお名前も併せてお書き添えください。
複数名お申込みの場合も、お一人ずつの記載事項をお書きください。
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(2)申込締切
原則、各会議開催日の1週間前17時00分です。
傍聴希望多数の場合は、途中で受付を締め切らせていただきますので、あらかじめ御了承願います。
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(3)傍聴する場合の留意事項
- 中央水産研究所へ来所の際は公共交通機関をご利用下さい。その他のホテル等の会場へご来場の場合も公共交通機関の利用を推奨しますが、お車をご利用される場合、駐車スペースについては各自で確保願います。
- 傍聴される方は、会場受付で身分証明書を提示いただきます。
- 傍聴にあたっては、次の留意事項を遵守してください。これらを守られない場合は、傍聴をお断りすることがあります。
- (ア)傍聴される方からの発言はご遠慮下さい。
- (イ)事務局の指定した場所以外に立ち入らないこと。
- (ウ)携帯電話等の電源は必ず切って傍聴すること。
- (エ)傍聴中は静粛を旨とし、以下の行為を慎むこと。
- ・会議中の発言に対する賛否の表明又は拍手
- ・傍聴中の入退席(ただし、やむを得ない場合を除く)
- ・新聞、雑誌その他議案に関連のない書類等の読書
- ・飲酒及び喫煙
- (オ)銃砲刀剣類その他危険なものを議場に持ち込まないこと。
- (カ)その他、事務局職員の指示に従うこと。
- 本会議は専門的かつ科学的な議論を行う場です。このため、内容を十分理解するには水産資源学の基礎知識が必要です。
- 本会議における議論の結果、当日提示した資源評価案が修正される場合があることをご承知おき下さい。
4. 報道機関の皆様へ
・報道関係者で取材を希望される方も、上記の「傍聴申込要領」に従い、取材を希望する旨を記載し、インターネット又はFAXによりお申込みください。その場合、報道関係者である旨を必ず明記してください。・当日は受付で記者証等の身分証明書を提示していただきますので、御承知願います。
・撮影は会議冒頭の挨拶のみ可能です。
・本会議における議論の結果、当日提示した資源評価案が修正される場合があることをご承知おき下さい。
5. 過去の資源評価について
これまでの資源評価結果については、以下のURLで公表しております。「わが国周辺の水産資源の現状を知るために」 http://abchan.fra.go.jp/
6. お問い合わせ先
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 研究推進部担当者:中神、渡邊
電話(直通):045-227-2680 FAX:045-227-2704