水産研究・教育機構 特許情報
管理番号 136 種別 漁場環境・保全・修復
発明の名称 イセエビ用の増殖礁とその設置方法
概 要  その側壁の表面をポストラーバや稚エビが好む薄暗い環境にしてあり、かつ、ポストラーバや稚エビがその成長に応じて体をぴったり入れることが可能な複数個の凹部(孔)を備えていると共に、餌場である海藻が凹部の近くに生えるようにして、隠れ場と餌場の両方を充足させるようにしたので、イセエビがポストラーバの段階から安全に棲みついて成長することができる。すなわち、本発明に係るイセエビ用の増殖礁は、最も弱い時期のイセエビに的確な成育環境を与え、ポストラーバや稚エビの生残率を高めることによって、イセエビ増殖の重要なポイントを十分に満足させ、イセエビの増殖を促進することができる。
 本設置方法によれば、ポストラーバや稚エビが長期間棲みつくことができるので、たくさんの稚エビが海底に留まったり、生き残ってくれる。すなわち、本発明に係るイセエビ用増殖礁を藻場又はその周辺に年間を通して設置することによって、藻場全体の稚エビ密度や生息数を増やすことができるので、海底面をより有効に活用できる。
 ポストラーバや稚エビが求める成育環境条件を自然界よりも拡大・誇張して人為的に与えるもので、自然界の平均レベルを越えた環境を提供し、ポストラーバや稚エビの生残率を高めることによってイセエビ資源を増大させることが期待でき、イセエビ漁業に大きく貢献し得るものである。
詳細情報 特許公報ビジュアル版                 
出願番号 特願2007−15331
(P2007−15331)
出願日 平成19年1月25日(2007.1.25)
公開番号 特開2008−178356
(P2008−178356A)
公開日 平成20年8月7日(2008.8.7)
登録番号 第4998877号   登録日 平成24年5月25日(2012.5.25)  
出願人 独立行政法人水産総合研究センター、福島 順也
発明者 高木 儀昌、吉村 拓、他
その他           
お問い合わせ先 水産技術交流プラザ(知的財産担当) TEL045-227-2692