日台水産研究交流~日台水産研究シンポジウムを神栖市で開催~

 2014年10月30日、茨城県神栖市の水産工学研究所において「日台水産研究シンポジウム」が開催されました。「日台水産研究シンポジウム」は、2010年1月に石垣島で開催されて以降、台湾花蓮市、長崎市、台湾高雄市での開催に続き、今回が5回目の開催となります。シンポジウムには、水産総合研究センター宮原正典理事長以下約50名が出席した他、千葉科学大学、千葉県水産総合研究センター等からの参加がありました。台湾からは行政院農業委員会漁業署の沙志一署長ほか漁業署関係者、同委員会水産試験所、国立台湾大学、台湾成功大学などから出席がありました。

 シンポジウムでは、「水産資源の持続的利用、特に水産工学研究について」をテーマに、水産総合研究センターからは東日本大震災後の漁港施設への対応など3つの講演があり、台湾側からも人による作業の機械化の試みなど3つの講演がありました。総合討論では、台湾成功大学で水産工学的研究が活発であることの紹介があり、日本からは東日本大震災後の対応について、包括的な紹介がありました。それぞれの発表には会場から質疑応答が活発にあり、台湾側からは漁港施設診断法など数多く興味深い取組があるなどのコメントが寄せられました。このシンポジウムの後に水産工学研究所の大型実験施設等の見学も行われ、日台間での研究交流のより一層の促進に向けて意見交換が行われました。