フランス海洋開発研究所(Ifremer)との研究協力を推進するMOUを締結
-Ifremerとの水産分野の科学技術協力に関する覚書文書に署名―

2015.4.14掲載

 国立研究開発法人水産総合センター理事長とフランス海洋開発研究所(Ifremer)理事長は、2015年4月14日にフランス・パリ郊外のIfremer本部にて水産分野の科学技術協力に関する覚書文書に署名しました。

 当センターとIfremerは数年前から、科学技術交流を進めるべく本覚書の締結に向けて相互訪問と意見交換を行ってきました。平行して研究交流を進め、既に両者の間で共同研究が実施され、新たな共同研究提案も合意されています。

 締結式では、当センターから宮原正典理事長、伊藤文成理事(国際担当)、事務局が出席し、Ifremerからは理事長、国際担当理事、事務局が出席し、両理事長が覚書文書に署名しました。締結式の前には、伊藤理事と国際担当理事 Gilles Laricolais 博士の間で今後の研究交流の進め方について意見交換し、合意がなされました。その後Ifremer理事長 Francois JACQ博士と宮原理事長が、今回の締結の意義、期待すること等について意見交換し、共通の課題が多いこと、今後の研究交流に期待していることを双方確認し締結式に臨みました。

 なお、今回の締結に先立ち、締結式出席者がフランス西部Nantes市にあるIfremerのAtlantic centerを訪問しました。一行はJacques Binot 所長による研究所施設説明を受けるとともに、Ifremerの交流を進める分野の内、Atlantic centerの研究者が窓口となる研究活動(魚病、水産海洋、赤潮・貝毒)について、各担当者から現在取組んでいる課題と今後期待する研究交流について説明を受け、意見交換を行いました。

フランス海洋開発研究所(Ifremer):Institut francais de recherche pour l’exploitation de la mer
 フランスの海洋科学研究の約50%を実施する国立研究機関。正職員数1500人で、フランス国内各地域に4つとタヒチの計5つの大きな研究所と21の施設を持つ。海洋科学に関する総合的な研究を世界規模で実施しており、水産・海洋関連研究以外にも、深海探査、海底鉱物資源、バイオテクノロジー等の研究を実施し、海洋関連産業への研究支援を行う。
本部所在地:155 rue Jean-Jacques Rousseau, 92138 Issy-les-Moulineaux, France
HP: http://wwz.ifremer.fr/institut_eng