第29回全国豊かな海づくり大会でウナギに関する研究成果の展示を行いました

 平成21年10月31日(土)に東京海洋大学品川キャンパスで「第29回豊かな海づくり大会」が行われました。大会式典には天皇・皇后両陛下がご出席されました。
 大会式典では、アワビお手渡しのセレモニーが行われました。式典に先立ち、中央水産研究所の堀井豊充資源増殖研究室長が、両陛下にアワビの生態や資源状況についてご説明をしました。
 また、大学構内にある水産資料館の1階で当センターはウナギの産卵生態調査と人工種苗生産技術の開発について、パネルや標本の展示をしました。毎年、海づくり大会での展示は一般来場者向けに行っていますが、今年は天皇・皇后両陛下が式典終了後に水産資料館をご視察の時に見ていただくためのものとなりました。
 展示した標本は、2008年に西マリアナ海嶺海域の産卵生態調査で世界で初めて捕獲した天然の成熟親ウナギと、志布志栽培漁業センターで人工ふ化させ、飼育している生きたレプトセファルス(ウナギ仔魚)です。井上潔理事が両陛下にパネルや標本を使って研究成果をご説明し、それを受けて天皇陛下は 「この調査には何日くらいかかったのですか?」、「ウナギの人工稚魚にはサメ卵を食べさせているのですよね」と、興味深くお話しされ、熱心にご覧になっていました。

両陛下へ調査のパネルを説明
(写真提供:株式会社水産経済新聞社)

両陛下へレプトセファルスを説明
(写真提供:株式会社水産経済新聞社)