日台水産研究交流の促進~日台水産研究シンポジウムを西海区水産研究所で開催~

 平成24年11月7日、水産総合研究センター西海区水産研究所(長崎市)において、「日台水産研究シンポジウム」を開催しました。「日台水産研究シンポジウム」は、平成22年1月(石垣市)及び平成23年9月(台湾花蓮市)に続き、3回目の開催です。今回は「Current Status and Issues on Fisheries Resources in the East China Sea」をテーマとして開催しました。日本からは水産総合研究センターの役職員、長崎県や佐賀県の水産試験研究機関の研究員、長崎大学の教員及び学生、総勢60名が参加しました。台湾からは行政院農業委員会漁業署長、漁業署職員及び大学教員等9名が参加しました。

 シンポジウムでは、水産総合研究センターから、東シナ海における底魚資源に関する研究、タチウオの漁業生物学に関する研究、ニホンウナギ生活史に関する研究、八重山周辺におけるクロマグロ調査に関する研究について報告を行いました。台湾側からは、東シナ海における底魚資源とトロール漁業に関する研究、気候変動が台湾周辺でのボラ漁業へ及ぼす影響と適応に関する研究、台湾におけるニホンウナギの漁業と管理に関する研究、サンマ資源の評価に関する研究が報告されました。

 それぞれの報告の後、活発な質疑応答が行われ、日台双方の水産業及び水産研究に対する理解が進みました。総合討論では、今回取り上げた漁業資源への理解を深めるためには、日台双方による更なる研究交流の促進が有意義であることが確認できました。

※シンポジウムのプログラムはこちらです。