「海とさかな」自由研究・作品コンクール~水産総合研究センター理事長賞が決定~

 「海とさかな自由研究・作品コンクールの各賞の表彰式が12月8日に東京都中央区のロイヤルパークホテルで行われ、自由研究から小林隼人さん(東京都・小学6年)の「ぼくの大切なイソスジエビ」が、創作部門からは彦坂崇光さん(愛知県・小学3年)の「ザトウクジラのオスの戦い」がそれぞれ水産総合研究センター理事長賞を受賞しました。

 「ぼくの大切なイソスジエビ」は、6年間もの間、イソスジエビ、スジエビモドキの飼育に取り組んだ集大成となる成果です。千葉県館山で採集してきたエビを自宅の水槽で産卵させ、産まれてきた幼生を親まで育てる過程で、発育段階別の餌や飼育水温についての独自の工夫・研究の成果が反映されています。また、エビの雄雌の判別についても研究を進めていて、生き物に対する興味と執着心が実を結んだものとして高く評価されたことが受賞につながりました。

 「ザトウクジラのオスの戦い」は、2頭のザトウクジラが戦う様子が描かれています。体から緊張感が伝わり、胸鰭、尾鰭の力強く水をかく様子などが見事に表現されていて、海の中で起こっていることに対する想像力やそれを一枚の絵に表す表現力が評価されたことが受賞につながりました。

 同コンクールは、小学生を対象にいろいろな体験を通じて「海とさかな」について学んでもらうことを目的にしています。朝日新聞社と朝日学生新聞社が主催し、日本水産株式会社の協賛、農林水産省、文部科学省などとともに水産総合研究センターも後援しています。

 小林さん、彦坂さんの受賞作品は、農林水産大臣賞の受賞作品とともに、栃木県日光市にある「さかなと森の観察園」の「おさかな情報館」で3月20日から展示します。