東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)との研究協力の推進
-SEAFDECとの科学技術協力に関する覚書文書の再延長に署名-

 独立行政法人水産総合研究センター理事長と東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)事務局長は、2014年1月23日にタイ・バンコクにて科学技術協力に関する覚書延長文書に署名しました。

 当センターとSEAFDECは2004年1月に5年を期間として科学技術協力に関する覚書を締結し、当センターから長期・短期専門家派遣、SEAFDECからの研修員受入を行い、マグロ、サメ類資源調査や増養殖技術、漁船省エネ技術等の技術移転などの科学技術協力を進めてきました。

 署名式では、当センターからの専門家派遣及びSEAFDECからの研修員受入を今後も継続することを双方で確認するとともに、新たな研究協力・共同研究課題について意見交換し、今後の協力継続に合意しました。署名式には、当センターから理事長ほか3名、SEAFDECからは事務局長ほか12名が出席しました。

 なお、署名式の後、理事長らは、SEAFDECが主催しSEAFDEC職員やカセサート大学の学生などが参加したシンポジウム”Mini-Symposium on 10-year Achievements and Prospects for Future Cooperation”に参加しました(参加者約100名)。理事長から2004年MOU締結以降の水産総合研究センターの協力についてとりまとめた講演を行ったほか、最近の水産総合研究センターの研究トピックスの紹介、魚病研究の最新成果の紹介を行いました。SEAFDECからは魚礁についての研究紹介など話題提供があり、MOU締結10年間の協力を踏まえて今後の研究協力の方向性について議論がありました。

東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC):Southeast Asian Fisheries Development Center
SEAFDECは東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国と日本をメンバーとし、東南アジア海域の漁業開発の促進に寄与することを目的として設立された水産分野の地域国際機関です(加盟国:ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)。