プレスリリース

平成21年11月13日
(独)水産総合研究センター
日中韓水産研究協力の推進
(第3回日中韓水産研究機関長会議を中国海南島で開催)


 独立行政法人水産総合研究センター、中華人民共和国水産科学研究院、大韓民国国立水産科学院の三水産研究機関による研究協力に関する覚書(2006年12月26日締結)に基づき、2009年11月4日、中国海南省三亜市において第3回日中韓水産研究機関長会議を開催しました。

 今回の会議では、覚書付属書において研究協力を推進することとしている10項目について、第2回会議(2008年11月27日韓国済州島)以降の活動状況を総括しました。この中で、特に大型クラゲに関する共同研究をはじめ三国の連携・協力に進展があったことについて評価しました。2010年度研究項目として採択された10項目のうち、「沿岸生態系の保全技術に関する研究」など8項目を重点的に推進すべき項目として決めました。(別添参照

 また、本会議に合わせて、11月4日に、「人工魚礁と海洋牧場に関する日中韓ワークショップ」を開催し、三国による研究成果の発表や活発な意見交換を行うとともに、今後の共同研究について協議を行いました。


なお、次回の機関長会議は日本で開催される予定です。


 詳細はこちら⇒「第3回日中韓水産研究機関長会議を開催、日中韓での水産研究協力を推進」


写真1
写真1 中央:中前理事長、右:韓国・林院長、左:中国・張院長


写真2
写真2 機関長会議出席者


本件照会先:
独立行政法人 水産総合研究センター
経営企画部 広報室 広報企画係長 佐野春美 TEL:045-227-2624
研究推進部 国際協力コーディネーター 永延幹男 TEL:045-227-2691